「ねぇねぇ桜井、なんでオウと付き合ったん?」


…今は帰り道。

あたしとアヤが2人で帰ってたら
レンが入り込んできて、

…一緒に帰ることになった


そして
今はアヤが
レンに質問攻め!


「…だ~ら、あれだ、えと、ほら、先生にバレたら嫌やん…?」


「…な~んか、怪しい!全部はけ!」

昨日からは考えられないぐらいの

アヤのレンに対する言葉たち。


「…はい。」

…しかも
アヤに負けるレン。(笑)


「で?」

…で?
って…アヤ、
唐突すぎやから!(笑)


「…つか、オウは聞かんで!」
レンが言った。


「…は?なんで?あたし、カノやし、聞く権利あると思う!」



「…わーったよ!しゃーねーな!」

「もう、わかったから早く!」

と、
アヤが急かす…



「…俺な、知らんと思うけど、お前らと中学一緒やってん。」


「「え~?!?!」」

「やっぱり知らんかったか。いや、俺な、中2から不登校なっててんやん…。しかも、同じクラスなったことないと思うし、親離婚して、名字変わったし、知らんくて当然なんやけど。」


「…桜井、まじで言ってるん?」

「おう、まじまじ♪でさ、中1ん時の初恋の相手がオウやねんやん///いや、今もやけど////やから、高校同じでクラスも一緒やったから、まじでビビった//」


へぇ!
なんかすごっ!

…ってか
あたし、レンにコクられてる?!よね?!

…聞いてますよ(心の中で)。
答えて下さい…。(笑)


「…なんか、桜井って、照れ屋さんやな♪♪」


「…な?!///」

「あは♪ほらまた♪」


「お、俺こっちやから。じゃな//」

レンはそう言うと
左に曲がって行った。

な~んか
あたし、面白い人と

付き合ってしまったな~


ってか
全然怖くないし。

第一印象は
ヤバかったな。(笑)