そんな大輔くんの足を引っぱっちゃいけない。 笑って、送り出してあげなくちゃ。 それで、私たちが別れることになっても、それはしかたのないこと。 そうなるなら、きっと、それが私たちの運命……。 私は、私のやるべきことをやろう。 今は、受験勉強。 それ以外のことに、かまけている余裕はないもの。 大輔くん、留学、がんばってね。 直接にはなにも言えないけど、心の中で、応援してるね……。