2人の陰陽師〔前半〕

「ごめんなさい。デートのじゃましちゃって」


「楽しんできて下さいっ!」


案外話のわかる女たちだったらしく、すぐに立ち去った。


これでやっと、作戦がたてられる。


「蓮…」


「ん?」


どうかしたんだろうか?


「助けてくれてありがと」


そう言って満面の笑みをみせた。


「あぁ…」


俺、いま絶対顔赤いと思う。


俺は顔を隠すようにうつむいた。


「蓮?」


「それより早く、作戦たてなきゃな」


「そうだね!梨奈に絶対告白させたいし!」


張り切ってるルナ。

よっぽど梨奈のことが大切なんだろうな。