呪いの風船



「ふぅん…でもたまたまじゃね?」


もちろん、誰も信じない。

信じないっていうか、信じれないっていう状態だろう。



誰かのイタズラでは?



皆の信じれないというような顔を見た悠は、
説明を続けた。


「でも、あの時めっちゃ悪寒っていうか、何ともいえないような空気が流れたんだ…霊感が強い友達も言ってた…。」