「ただいま~。疲れたわ~」 「理奈も~」「俺も~」 ハモる2人を 微笑ましく思いながら 私は 琴理の話を してあげようと思った 「ママね、今から、大切な人の話をするから、ちゃんと聞いてくれる?」 「「うん!」」 「理奈と理緒が生まれるずっと前の話なんだけどね――――」 「―――そっか、でもちょっとしかわかんなかった。」 「理奈も~」 「うん」 「ママ、泣かないで。俺、ちょっとだけわかったよ!」 「理奈も!琴理ちゃんが大好きなんだよね?」 「うん!」