そんな私の思惑を知ってか知らずか、松本先生は急に話題を変えてきた。
「そうそう、読んだぞ。
また今回も大いに笑わせてもらった」
あ、早速保健医ネタ、読んでくれたんだ!
でも、何、その納得いかない感想はっ!?
「えええ~っ?
ドキドキ・きゅんきゅんを目指したのに!
笑いなんてひとっつも求めてないのに何で!?」
身を乗り出して尋ねた。
「いや、前回のプロレタリアから、一気に妄想の世界へ飛んだな、と思ってさ。
お前は今まで学校に通ってて保健の先生が男だったこと、あるか?」
小学校から今までの保健の先生を思い出してみたら。
「……ない、です」
「だろ? うちの自治体にはいない。
でもって『保健医』なるものは学校教育法上、存在しない」
存在、しないの!?
嘘?
そんな事知らなかったよ!!



