先生観察日記



『「俺の安眠を妨害した奴は、抱き枕にさせてもらう」

「えええ~っ!!」


有無を言わさずあたしを毛布の中に入れてしまった先生。

そして……。

あたしは本当に抱き枕のように、先生にぎゅっと抱っこされたまま、身動きがとれなくなってしまったの。


「せ、先生!
離してっ!」

「やだね。
その困った顔がそそるな。
ま、可愛くお願いしてみせたら、離してやらないこともないけど」

「可愛くお願いって、どうするの!?」

「そんなもの、自分で考えろ」

 
先生はあたしの顔をじっと見て、にやりと笑って言った。


「ほら、上手にお願いしてみろよ。
早くしないと、何するかわかんねーぞ」

「きゃっ!」


あたしの両方の手首は、先生の大きな手で掴まれて、頭上へ固定された。


「いっ、意地悪しないでください……」

「それで可愛くお願いしてるつもりか?
まだまだ、だな。

俺の貴重な睡眠時間を妨害したんだから、おしおきが必要だ……」』


……なるほど、ドSの保健医、保健室のベッドはすっかり私物化、って訳か。

学校はお前の寝室じゃねーぞ。

いや、寝室ならまだしも、これだと……!