「……待ってて、くれる?
私、頑張ってちゃんと勉強するから!
先生みたいに努力するから!
先生と一緒にいても、恥ずかしくない大人になれるまで……」
先生が望む「大人の女性」になるためには。
見かけだけじゃない、本当の大人にならなきゃダメなんだね。
そのためなら。
たとえ4年間、ずっと先生と離れて暮らすことになっても頑張れる。
「待ってるよ。
菫が大人になるのを、楽しみにしてる」
先生は、優しく笑ってくれた。
目標があるから、私ももう泣かないで前を見るよ。
私を変えてくれた先生の期待を裏切らないように、前に進むの。
先生の背中にいつか、追い付けるように……。



