先生観察日記


ブラウンのベッドカバーの上に、そっと降ろされた。

初めて入る寝室は、とてもシンプルだった。

ベッド位しか、大きな家具は置いてない部屋。

ドアを閉めると、豆電球の薄明かりだけ。

心臓が今までにないようなリズムを刻んでいた。


「緊張しまくってるだろ?」


「……うん」


「俺も緊張しまくってる」


「嘘!?」


「ホント。

どこまで自分の理性が持つか、試されてる感じだな」


頭を「よーしよしよしよしよし」された。


「先生、いつもいいこいいこしてくれたよね。

それをされると、とてもやる気が出るんだよ」


そう言うと。

かすかな明かりでもわかる、先生の嬉しそうな顔。


「じゃあ、今は何のやる気を出してくれるんだ?」


……会話の方向がおかしくなってきたような……?