精霊達の棲家

パジャマのぼたん掛けに挑戦したが、1箇所2時間近く掛かってしまった。
左手・指は制御不能に近い、位置・静止・抑制・所作が利かず震えが止まらず、たかがボタン掛けされどボタン掛けである。
嚥下訓練はとろみを若干緩めたオレンジ味の水である。
呑込みは喉への刺激が反射的に気道から食道側への切換弁を作動させる、とのことであるが、その反射的な切替えがスムースに働かないらしい。
能作(脳からの)指令(身・口・意の三業)を発動(反射)した結果(動作・行為)を所作とすれば、まさしく指令と発動のミスマッチが能作と所作の乖離を引き起すことになる。

6月12日 一般病棟のB棟723号室へ移った。
とにかく狭い、通路はところどころ鉗子台や測定用具等が置かれ、他に看護什器や清掃具も壁際に並べられている。
ストレッチャーを運ぶ際には不用意に進めると接触する、さすが慣れているのか上手くかわして行くが、時折トラブッている現状を目の当たりにした。