精霊達の棲家

国内林業の衰退は山の荒廃を助長させ、割に合わぬ枝落としや、間伐等手入れが疎かになる。
枝落としが疎かになると、死に節が増え品質低下を招き需要が減る。
更に杉花粉が追い討ちをかける、伸び放題の枝は大量の花粉を生み出し放散する。
毎年春先には日本列島が花粉症の災禍に見舞われる。
子や孫にも花粉症に悩む者が居り、症状を見ていると年々酷くなっているようだ。
東京都では来年度から試験的に、花粉を出さない杉への転換を図っていくとのこと。
悪循環の連鎖で更に木材としての価値が下落する、回収しても辛うじて伐採収集費用にも満たぬという。
ここ千葉の杉も同様の実態であり、近隣の杉山は押並べて荒れるに任せている。
近在のログビルダーは、ログハウスの材は地産が良い、といわれるが挿木の杉は地産ではないと語る。