別室だろうか遠くの方で微かに人声がする。
暫くするとまた人が入ってきたようである。
一人二人と椅子に腰かけ椅子を前に引く音が連続して響く。
着席音から推測すれば20人程だろうか、何せ火急の事ゆえ限られた参列であろう。
懐かしい声も聞こえる。トシ・・、マサ・・・、ヤス・・・。
未だ生後2ヶ月に満たないハルが泣き出したらしい。
何人かが慌ててあやすも泣き止まない、ハルのママが授乳のため席を外したようで泣き声が遠ざかっていく。
再び静寂さが訪れ、嗚咽や忍び泣きが聞こえ重苦しい気配が伝わってくる。
葬儀社の手慣れた進行で儀式は粛々と進む。
ドライアイスのベットの上、冷気は相当なものだが全く感覚がない。
それどころか感触はないが、真綿の様な暖かさに包まれ、さも雲に抱かれ漂っているかのようである。
棺は密閉に近いため、匂いが籠る。
暫くするとまた人が入ってきたようである。
一人二人と椅子に腰かけ椅子を前に引く音が連続して響く。
着席音から推測すれば20人程だろうか、何せ火急の事ゆえ限られた参列であろう。
懐かしい声も聞こえる。トシ・・、マサ・・・、ヤス・・・。
未だ生後2ヶ月に満たないハルが泣き出したらしい。
何人かが慌ててあやすも泣き止まない、ハルのママが授乳のため席を外したようで泣き声が遠ざかっていく。
再び静寂さが訪れ、嗚咽や忍び泣きが聞こえ重苦しい気配が伝わってくる。
葬儀社の手慣れた進行で儀式は粛々と進む。
ドライアイスのベットの上、冷気は相当なものだが全く感覚がない。
それどころか感触はないが、真綿の様な暖かさに包まれ、さも雲に抱かれ漂っているかのようである。
棺は密閉に近いため、匂いが籠る。
