そんな愛美に比べて
私は…
黒ぶちの眼鏡に 長い髪はしたの方で二つくくり。
とまぁ そのへんにいる平凡女子。
愛美にはよく
「眼鏡 外したら?」って言われる。
「なんで?」って聞いたら
「そっちの方が可愛いから」らしい。
いやいや 可愛いのは愛美だし私が可愛いなんて絶対ないから。
ボーッとしてたら
「…さん!浜本さん!」
「は、はいっ!」
いつの間にか当てられてたらしい。
もう2時限目なんだぁと
ボーッとしてたら
「浜本さん!!」
ついに先生がキレた。
「授業中にボーッとしてるなんて、随分余裕じゃない。」
「はあ。」
「あの問題 解いてみなさい。」
なにこれっ?!
かなりレベル高いよ?
私にしたら簡単だけど♪

カリッカリッ

問題を解いた。
先生は 悔しそうにこっちを見ている。
よっしゃ!勝った♪
バカにしないでね。
そして再び席に着いた。