「早い話しが家出だ。」 豪がそう言いながら、人差し指を私に向けた。 「う、うん。まぁ。」 「まぁ思春期にはよくあることだよね。」 「あるある。」 二人は揃って頷いていた。行動までそっくりな二人を見て、少し笑ってしまった。 「あっ、よかったらさ、ここに寝泊まりすれば?」 「えっ?」 「豪それいいじゃん、たまには役に立つね。」 「えっ?」