「ダメだってば。しつこい。」 頑なに反対するお母さん。 「なんでよ。頭固すぎ。」 地団駄を踏みたくなった。 「朝っぱらから、何騒いでんだ?」 そう言いながら、キッチンへとお父さんが入ってきた。いや、お父さんなんて呼ぶべきじゃない。 この人は本当の父親じゃないんだから。 「あんたには関係ない。」 そう言って、扉を思いっきり閉めて、キッチンを出た。