「家族の時間だって大事じゃない。」 「別にいらない。」 苛々する。分からず屋のお母さん。 「門限のばしてよ。」 「無理。のばしたいなら、お父さんに聞きなさい。」 話しにならない。 「なんでよ。あいつになん」 パンッ 渇いた音が、部屋中に響いた。 ジンジンと頬が痛む。 今、私はお母さんに左頬を叩かれた。