「でも、やっぱりさ。」 「でもじゃない。」 私の話しを遮って、お母さんは話す。 「何度言われても、門限を変えるつもりはない。もし変えるにしても、お父さんに承諾を得ないと、お母さんは認めない。」 お母さんは袋を片付けながら、私に面と向かって言った。 「なんで、あいつの承諾がいるの?」 無性に腹が立って、テーブルをバンっと両手で叩いた。