長く感じた授業が終わり、身支度をする。 「美咲、今日もどこか寄っていかない?」 教科書を鞄に入れていると、クラスメートが現れた。 「あー、今日はやめとく。」 少し気まずくて、目線を下げる。行きたくないわけではない。ただ、門限通りに帰らなかった場合、また親と喧嘩するのは正直しんどい。 「えー、行かないの?」 「うん、ごめんね。」 平謝りをして、早々に教室を出た。