「あー、むかつく。あーっ。」 美咲と呼ばれた少女は、やり場のない気持ちを抱えたまま、ベッドへと寝転んだ。ベッドへ投げつけていたバックを自分に寄せ、ごそごそと携帯を取り出し、メールを打った。 「えーっと、今母親と喧嘩した。マジ気分最悪。・・・よし、送信。」 そう言いながら、携帯を天井に向けて、センターキーを押し送信した。 そのまま充電器に挿し、苛立ちながら眠りについた。時刻は午後10時を過ぎたところだった。