私の14日間


 その後、私は適当に食べるものを作った。本当に簡単なものしか、作れなかったけど。料理しておけばよかった。

 出来上がった頃には、捺乃の顔色は戻っていた。

「ごめんね、何もかも任せちゃって。」

「ううん。ごめん、目玉焼きとか簡単なものしか出来なくて。」

「ありがとう。子供が女の子だったらこんな感じなのかなぁ。」

 そう言ってお腹をさすっていた。

 幼さの残る表情の捺乃だけれど、こういう時の顔は、紛れもなく母親の顔をしている気がした。

「ねぇ、美咲ちゃん。」

「何?」

「美咲ちゃんは、この子にお父さんって必要だと思う?」