捺乃はお腹を撫でながら天井を見上げた。 「自分に大丈夫って笑って言い聞かせないと頑張れないのよ」 驚いた。捺乃が拒否しているんじゃなくて豪が拒否しているなんて。 「なんで豪は出て行くの?子供の名前だって考えてるんでしょう?」 思わず捺乃に詰め寄った。捺乃の側に立ち、肩を持った。 「私が言ったの。出て行くならせめてこの子に名前をあげて欲しいって」 「そんな・・・っ」 じゃあ、なんで私のいる世界にはお父さんとして豪が居るの?それともやっぱりここは別の世界なの?