私の14日間


 捺乃はお腹を撫でながら天井を見上げた。

「自分に大丈夫って笑って言い聞かせないと頑張れないのよ」

 驚いた。捺乃が拒否しているんじゃなくて豪が拒否しているなんて。

「なんで豪は出て行くの?子供の名前だって考えてるんでしょう?」

 思わず捺乃に詰め寄った。捺乃の側に立ち、肩を持った。

「私が言ったの。出て行くならせめてこの子に名前をあげて欲しいって」

「そんな・・・っ」

 じゃあ、なんで私のいる世界にはお父さんとして豪が居るの?それともやっぱりここは別の世界なの?