私の14日間


「うん。」

 そう言いながら布巾を手に取り、私の洗った食器を拭いていった。

「あのね、美咲ちゃん。」

「ん?」

「実は豪出て行くんだ。」

 か細い声で捺乃は唐突なことを言った。

「えっ?何?どういうこと?」

 あまりにも予想していなかったことを言われて気が動転した

「あ、今すぐって話じゃないの。本当はね、豪は子供が生まれたら、顔も見ずに出ていく予定なの。」

 捺乃は私の顔を見ず話を続けた。