「どうしたの?捺乃。」 座り込んで泣く捺乃のそばに駆け寄った。 「どこか痛いの?」 「違っ、違うの。」 そう言ったっきり捺乃は泣き伏せっていた。お茶を注ぎ、テーブルに置いたあと、そっとしておくことにし、御飯の後片付けをした。 少しして落ち着きを取り戻した捺乃が、私の側に寄ってきた。 「ごめんね。驚かせちゃって。」 「ううん、大丈夫。落ち着いた?」