キスは俺の方が上手いって、佑真は中学生でしょうが。


「キスが一番上手いのは俺だからね。」



源之助は中1だよ、中1でキスの経験あるなんて恐ろし過ぎる。



ブル、ブル、鳥肌がたった。



とりあえず、この場から逃げよう。



郁也が私の手を掴む。



「郁也、どうしたの。」


腰を落とし郁也の目線に合わせると、チュと郁也が私の口にキスをした。


「夢子姫、僕のキスが一番甘いよ。」


確かに甘かったような、イヤ、イヤ、問題はそこじゃないんだってば。


郁也は小1だよ、末恐しいわ。


この子たちに関わってたら、身が持ちません。