「夢子何で泣いてるんだよ。俺はこうして生きてる、これからもずっと一緒だろ。だから泣くなよ。」





そうだよ、ずっと一緒なんだから、どんな事があっても離れてやらない。





だから大丈夫。





「亮太、司と二人にしてくれる。」





亮太が病室から出て行った。





「夢子、泣きながら愛の告白?俺がそんなに好き。」




うん、大好き!





司が両手を広げた。





私が司に近づくと、「夢子俺の足おかしくないか、なんか感覚がない。足骨折したのか?」





涙が止まらない。





司、ごめんね。





足を奪ってごめん。





でも、司に生きてほしかった。





命に代わるものなんてないのだから。