司なんて嫌い大嫌い!そう叫ぼうとしたら体が揺れそのまま、意識を手放した。




司の声がする。





「夢子、大丈夫か苦しくないか?」





苦しいけど、体も何だか熱い。





ここはどこなんだろ。





もしかして私の部屋。





自分のベットに寝ていた。




私いつ帰って来た、どうやって家に帰って来たの、全く覚えていない。





何で司がいる訳、寝たふりしとこ。





あ、田中君は?





嫌だけど、そっと目を開けた。





司しかいない。





気まずい。





司、何でいるの?





彼女は?





誰か来て、司と二人にしないで。