まだなんか言いたそうなこの女、有華だっけ。





「有華がまだ亮太好きなら、正面からぶつかりなさい。中途半端な思いなら止めることね。」





なんて、恋愛したことない私が言うのも可笑しいけど。





でもあんた間違ってる、それと自分はいい女だって過信し過ぎ。





いい女はそんな事しない、堂々としなさい。





お腹空いてるからよけいにイラつく。





帰る、帰るんだから。





「司、亮太行くよ。」





暴走族は嫌いだ。





「司も亮太も、今度又暴走族に関わったら、家出てって貰うから、覚悟しておきなさい。」





2人が頷く。





分かればよろしい。