見えないモノと、指の銃。



そこまで考え、
呆然と腕を見つめている間に
チャイムが鳴り、休み時間が終わった。


早く授業時間、終わってくれ。

それからは、もうそれしか頭に無く、
放課後になるまでが待ち遠しかった。



多分、俺はメールを打った。
三枝に、教室に居るから来てくれとか、そんな内容の。

あんまりよく覚えていないけど、そのはずだ。


こっちから向こうの教室に行って、
待っていればよかったんだろうけど、
あいにく、その気力も残っていなかった。

襲ってくるのは異常な程の眠気で、
耐えきれずに俺は、いつの間にか眠っていたらしい。


次に目を開けて、飛び込んできたのは空。

昨日の夢の終わった場所から、らしい。