見えないモノと、指の銃。


連想するようにそんな事を考えていると、
いつの間にか、目的の物を見つけていたようだ。

今日は白く伸びる足が落ちていて、
俺はそれを掴もうとする。


嬉しい。

あと1つ。


誰かの思いが湧きあがってくる。

それと同時に、俺は考える。

あと1つ?
それなら、片腕は最初からあるんだろうか?


昨日、道で見た腕は、
夢で見つけたのとは逆だったような気がする。

それに、あれは動いていたけれど、
夢の中で見つける手足は、動いていない。

俺は、あの腕の代わりに、
他のパーツを探させらているのか?

それで、見つけるまで
この夢を見続けるんだろうか?

多分、あと1日。

朝のあれも白昼夢で、
全部ただの夢だと信じつつも、
どこかで、少なくともあと1日は、
この夢を見るんだろうと思う自分が居た。

とにかく現実には何事もないようにと、
それだけはどちらも祈っている。

そして朝が来た。