「……ここって……」 早速三枝に誘われ、 学校近くの廃ビルまで来ていた。 「知ってますか?結構有名ですよね」 彼の言うとおり、 目の前の、この建物は 心霊スポットとして有名で、 夏になると、夜は結構騒がしいらしい。 もちろん、幽霊が騒いでいる訳じゃ無く 肝試しにくる若者たちで騒がしい。 「……立ち入り禁止だろ?」 「許可はちゃんと取ってますよ」 言いながら、三枝は内部へと足を進めた。 まだ夕方なのに中は暗く、 俺は気が進まないが、 とりあえず後へ続いた。