見えないモノと、指の銃。


また黒い奴に切れ目が現れ、
今度は萩原へと向かっていく。

どうしようか。
俺も机ででも殴りかかればいい?

それで、その後は?

見れば、物置は閉まりきっていない。
そりゃそうだろう。

外側から強く押さなければ、
きっちり閉まらないんだから。

逃げれもしないし、
かと言って、コイツをどうにかできるとも思えない。

やっぱり今、出来る事と言えば。


これしかないと、机の脚を握りしめた。