見えないモノと、指の銃。


そして買った物を、予想以上に近かった三枝の家で開けている。


彼は俺の携帯で、チェンメを見ている。

画面を覗き込んでいると、
そのメールをコピーして、新たにメールを作成し始めた。

『この動画は、のろい動画です。
だけど見て欲しいの。
私を殺しに来る、彼女を止めて。

http://○○○.......

見たなら私に手を合わせて。
それであなたは呪われない。
合わせ忘れても呪われないし、
見なくても呪われないけど。

そしてこのメールを適当な人数に回して欲しいの。
別に回さなくてもいいんだけどね。

とにかく全部終わるの。』


そんな酷い改変メールを、
一度に送れるだけの人数に一斉送信された。


「さ、一応先輩も手を合わせましょうか」

明日『何あのメール』とか言われる事を想像して呆然としている間に、
三枝は自分の携帯で動画を再生させて、それを俺に向けてきた。

言われるままに、とりあえず手を合わせてみた。

あの声は、もう聞こえてこない。