見えないモノと、指の銃。


「そういや、誰かが殺されたなら、
そこで呪いって、終わらないのか?」

「その前に誰かに送っておいたんじゃないですか?」

それで次に続く、と。


そうだとするのなら、
呪われた人物が誰かにメールを回しても、
呪いは解けない事になる。

結局、俺も誰かに送っても無駄そうだ。
だからやっぱり、回さないでおこう。

改めて、回さない理由をつける。


放課後、今日聞いた話を三枝にした。
そして考えるのは、呪いの解き方。

無い事は知っているけれど、
何もしないよりはいいかと思って。


そして三枝の手でどうにか出来ないかと思ったけど、今撃てるようなのは、精々俺の恐怖心位だそうだ。
しかもそれも大して無いらしい。

その理由を聞いてみると。


「だって先輩、あんまり信じてないでしょう」

「……まあ、確かに」

でも解いてみようとか思ってるのに、
どうして信じ切っていないと分かるんだと尋ねてみた。