帰ってくるなり、何も言わずにドタドタと階段を上って部屋に入った お母さんはまだ帰ってきてない ……よかった 部屋に入ったあたしは、ベッドに飛び込んでひたすら泣いた 「…っき……だよ」 すき… どれだけ想っても、この気持ちが届くわけもなくて わかってるから余計にツラいんだ 「学校…行きたくないなあ」 あんなに楽しみだった学校も、榎本くんがいなかったらこんなに行きたくなくなるんだもん 榎本くんはすごいや あたしはもう、榎本くんでいっぱいなんだ