再び開けたとき、小さな声でこう言った 「絶対に、聡史には秘密だよ?」 「うん!秘密にする!」 どうして秘密にする必要があったのか… あの時の私はちっとも考えなかった それは、ハナちゃんの 不思議なオーラに引き込まれて 私はそういう大事な事を忘れていた 「実はね…」 その言葉に続く意味を あの頃の私は深く思っていなかった こんな未来があるなら… もっと早く言えばよかったのにね ごめんね