「この喫茶店が繁盛したのも きっと聡史のおかげね!」 さらに山瀬がそんな事を言ってきた 「もう!いいよ! てか、なんで山瀬が?」 「朱里(アカリ)ちゃんね、 ずっと話し相手になってくれて ほら!ジュースまで頂いちゃった!」 紙コップを俺に見せ、 山瀬を見て微笑んでいる 「あー…そう」 「誰かさんは指名ばっかり受けてたからね~ホストクラブじゃないのにね」 嫌みっぽさがかなり浮き出ている 「三船が勝手にしてるんだけだって!」 「朱美ちゃんだったんでしょ? 聡史の友達」 「うん…」