そんな音とともに教室に入ってくる真白。 そして、俺と目が合い、俺の隣に目が行き、大きい瞳が僅かだが、揺れた気がした。 いや、そう思いたい。 「おはよー真白!」 「…あっ、おはよう…」 少しぎこちない顔で笑う彼女。