我が妹ながら不覚にも思ってしまった。 「…~~~っ!!!!お姉ちゃん!」 クスリと笑った私を見るやなんや拗ねて声を荒げる。 「………ごめんごめん。でも本当よ?」 「……うぅ~~~~」 「唸らない唸らない。さ、食べるよ」 「……………。」 「………紫咲。冷めちゃうよ」 「…………分かったよぉ」 渋々食べ始めた紫咲。 またクスリ、笑って私も食を進める。