―ガバッ… ん?? 夢か? 「昨日…太陽くんと再会したんだよね…。」 まだ実感がわかない。 太陽くんと逢ったことが、 ―太陽くんと付き合っているということが。 「ヒカリー起きなさーい!!」 お母さんの声で我にかえった。 ぼーっとしてる場合じゃない!! 私は急いで支度を終えると、電車で15分というちょうど良い位置にある高校、桜野丘高校へ登校した。