幕末陰陽師

主様が視界に入った。

何か言っているのだが、私は何故か聞き取る事が出来ぬ。






異形どもに抉られたいくつもの傷が、体力と気力を奪っていく。






意識が遠退くのを必死に手繰り寄せて、口を動かすが声も出ぬうちに私はその場にくずおれた。