葬儀が終わると、お祖母ちゃんがご飯を作ってくれた。

悠さんや蘭たち4人分も。



「お兄ちゃんが、海の想い人か?今時の男の顔しとる」



「お祖父ちゃん、違うから!;;」



さくらの瓶を片手に、翔さんに絡むお祖父ちゃんを慌てて止めた。

父親は悠さんと守さんに、「焼酎は水割り?ロック?ロックだよな!」と、絡み酒。



「いい加減にしてよ、お父さんも!」



「悠君がカッコいいから」



「それはわかってる!――じゃ、ないわよっ!!;;」



止めるつもりが、流されてどうする!

…私の馬鹿!;;