「海ちゃん笑って?お母さんも、笑顔が見たい筈よ?」



「だって、お父さんが…」



「わかってる。海ちゃんに好きな人が居るって事」



…はい?

何でわかってるの?;;

もしかして、川での出来事、見てた!?;;



「お祖母ちゃんに紹介してね?」



…勘かよ!

良かったー;;

バレたらまた面倒な事になるよ。

私はため息を吐き、葬儀を見守った。



「おばすぅゎぁ゛ーん!(泣)」



紳介君の、私たち家族より大泣きしてる姿も。

みんなが固まってる様子もちゃんと。