「蘭?どうして…」
「はる兄が“行こう”って」
「言ってねぇよ」
蘭が舌を出して笑う。
嘘でも、来てくれて嬉しい。
蘭はローファーと靴下を脱ぎ、川に入った。
「気持ちぃー!」
守さんが「ガキだなー(笑)」と、斜面を降りる。
「俺も入ろっかな!」
翔さんも追い掛け、小虎さんは「戻るよ」と、家に帰って行った。
「尻、冷たくないのかよ」
悠さんが隣にしゃがんだ。
私の顔を見てから、3人を見る。
「冷たいですよ?けど、涼しくなりました」
8月が来れば、田舎だって30度は越える。
もっともっと暑くなる。
「はる兄が“行こう”って」
「言ってねぇよ」
蘭が舌を出して笑う。
嘘でも、来てくれて嬉しい。
蘭はローファーと靴下を脱ぎ、川に入った。
「気持ちぃー!」
守さんが「ガキだなー(笑)」と、斜面を降りる。
「俺も入ろっかな!」
翔さんも追い掛け、小虎さんは「戻るよ」と、家に帰って行った。
「尻、冷たくないのかよ」
悠さんが隣にしゃがんだ。
私の顔を見てから、3人を見る。
「冷たいですよ?けど、涼しくなりました」
8月が来れば、田舎だって30度は越える。
もっともっと暑くなる。