「そうですか?」



私的には、悠に似てると思ってたけど。

4人で改めて見直しても、私には悠にしか見えない。



「あ!海のお祖父様に似てる!」



「…それってどうよ;;」



蘭の自信満々な回答に、私は思わず苦笑。

似てるとは思えないし。

似てないとも言いづらい。

蘭がみんなに写メを送ってくれて、私の携帯と、悠の携帯が揃って鳴り出す。

みんなからお祝いのメール。

<おめでとう。悠さんに似て、賢い子になると良いな。>

智だけシカトしてあげた。(笑)



「名前、考えてるの?」



蘭は守さんに未だ抱かれてる子供の可愛いの薄いピンクの頬をつつきながら、私たちを見た。