「も゛ぉ゛い゛だい゛ー!;;」



「もうちょっとだよー」



「それさっきも言ってたじゃぁ゛んっ!!;;」



…態度がかなり悪いな;;

俺は腕の痛みを堪え、時々、歯を食い縛る海の口にタオルを突っ込んだ。



「ん゛ぅ゛ー!!!!;;」



母は凄い。

かなり強いな。



「お゛があ゛さぁ゛ーん゛っ!!」



でも、やっぱり海は18歳の女のまま。

ちゃんと、らしさというモノを持ってた。

生まれたら、一生懸命に産声を上げる子供より、海を褒めてやろう。

命懸けで頑張った海を一番に。