「あ゛っ…!!;;」



けど、バターを掴み、前屈みになってた体勢を戻した刹那、“グキッ”と体の中に響いた。



「何だ?」



キッチンを覗きに来た悠が、私の異変に気付いた。

私は「腰がぁ…;;」と良いながら、床に倒れた。



「またか?;;」



「や…今回は…ぎっくり腰かな…?;;」



「アホ;;」



悠は痛がる私を抱え、2階の寝室に運んでくれた。

階段を登る度に振動で響く。



「優しくしてー;;」



「何もしてねぇよ」



…そうだけどっ!!;;

そうだけど、響いちゃうのぉぉぉぉ゛ー!!!!;;