下唇を吸われ、私は変な感覚がして、思わず笑いながら目を開けた。

悠の流し目にドキッとして顔が赤くなると、笑って舌を入れて来た。

その姿が実にやらしいし、セクシーにも思える。



「悠のえっち…」



「酔いしれてたくせに何だよ」



悠の膝の上に向かい合うように座るのも恥ずかしくなくなって、イチャイチャしやすい。

赤ちゃんの事を考えると、あまり度が過ぎたイチャイチャは、したくないけどね。(笑)



「イライラは収まったか?」



「かなり前にっ」



雑誌の事、忘れてたよ。