【完】チーズ男とあたりめ女




はる兄と、海へ――…



何を書けば良いのか、わからずに、何枚もの便箋を濡らしました。

だって、2人がやっと結婚するんだよ?

大好きな親友の海が、私のお姉ちゃんだよ?

嬉しくて、涙が止まらないんだ。

私は…悩む2人。

傷付く2人を見て来て。

支えて貰ったんだもん。

10歳も年上のはる兄との接し方がわからなくて、訳もなく中学時代から避けたよね。

高校に入って、海と仲良くなって怒られた事、今でも忘れない。

“私にはお兄ちゃんや兄妹が居ないけど、蘭は贅沢だよ!避けるのは、仲良くしたい気持ちの現れだと私は思う!だからお兄さんを、大切にしなよ!”って。

その言葉に、背中を押された。