半べそになりながら、悠を見上げると、「他を探せよ」と、ため息を吐いた。



「俺は兄貴が良いんだよ!!」



「頼られても嬉しくねぇ」



この先が思いやられる。

…2人きりの時間は?

まさか。

なくなるのぉ゛ー!!?



「海ちゃん、今日からよろしくね!」



「…はいっ」



…今から嫌だーっ。



「1LDKには、荷物が多過ぎたな。ま、良いか」



…良くないよ!;;

どう部屋を掃除すれば良いの?

二畳ほど、荷物でいっぱいなんですけどっ!!;;

何も言えない私。

意気地無し…。