瑠羅さんも帰り、ゆっちんも聖さんとデートしに出掛けた。

悠と蘭と私の3人になり、一瞬で静かになった。



「はる兄、午後からは仕事に行ってね」



蘭が口を開いた。



「今日は海と居る」



しかし、また悠を邪険にするような言い方。

悠はソファーに寝転がり、後ろから私の頭を撫でて来た。

蘭は「知ってる?」と、悠を見ず、私に話し掛けて来た。



「何を?」



聞き返した私に、蘭はニヤリと、笑った。



「“計画”は力なり!海はきっと、近いうちママになるよっ!」



…な、何それ;;

それに、昨日の事、知ってるの…?;;